皆様に安心してご利用いただける医院を目指して

感染看護学(研究コース・専門看護師コース)

<専門分野の紹介>
感染看護学は"感染症看護専門看護師"の育成を目指した専門分野です。
専門科目では感染制御や感染看護についての学びを深め、感染症看護専門看護師としての素地を研くと共に、細菌培養やグラム染色などの実験を通して根拠のある感染看護実践に向けた礎を築いています。また、感染看護学特論演習では過疎高齢化地域の感染対策として山梨県富士川町でフィールドワークを展開し、地域に根差した感染防止活動として高齢者の医療施設における感染管理システムの構築にも貢献しています。
院生による手洗いチェック.JPG 手洗い指導.JPG 臨床での手洗いチェック.jpg

<研究室紹介>
研究室に在学している大学院生からのメッセージ
●感染症看護専門看護師を目指し日々勉学に励んでいます。同じ志を持った仲間と共に"感染症看護とは何か"という議論を繰り広げています(2年Y.K)。
●自身の看護に疑問を感じ、その解決のために大学院に進学しました。大学院での学修を実践に活かし、患者さまが安心して適切な看護が受けられるような環境にしていきたいです(2年M.K)。
●これまでの臨床経験を活かしながら質の高い感染看護実践ができるようになりたいです(1年N.H)。
●念願の大学院で勉強できることになり、不安を感じながらも興奮する日々を送っています。大学院修了時には充実した2年間であったと振り返れるように頑張ります(1年K.I)。
感染看護学-実習オリエンテーション.jpg 感染看護学実習-カンファレンス.jpg 手形培地の培養.JPG


「MRSAフォーラム2017」で"優秀ポスター賞"をいただきました!!
image.jpegのサムネール画像
実験-2.jpg大学院-実験.jpg

<修了生の活動状況>
堀内愛:山梨県内の市立病院に就職し、CNSとして活躍しています。
邊木園幸:宮崎県内の大学で准教授として勤務する傍ら、PreCNSとしての活動も始めています。
嘉数伸二:沖縄県内の県立病院に就職し、PreCNSとして看護業務に従事しています。
修了生.JPG 環境感染学会-優秀賞受賞.JPG

<業績一覧>
原著・論文
1)Hirao Y,Ikeda-Dantsuji Y,Sunakawa K,Nakae T,Hanaki H,et al.:Low level ß-lactamase production in methicillin-resistant staphylococcus aureus strains with ß-lactam antibiotics-induced vancomycin resistance. BMC Microbiol. 8; 12: 69. 2012 May. http://www.biomedcentral.com/1471-2180/12/69.
2)佐藤淑子,平尾百合子:病床規模の異なる6病院における感染対策の実態,奈良女子大学社会学編集,第21号,pp.107-121,2014.

学会発表等
1)長田愛,平尾百合子:助産師の分娩直接介助時における血液・体液曝露予防の実態と個人用防護具使用への影響要因,日本環境感染学会総会学術集会,218,2015.2.
2)平尾百合子,中江太治,花木秀明:β-lactam薬との接触によってVancomycin抵抗性が強くなるMRSAの検出,MRSAフォーラム2015,p-03,2015.7.
3)佐藤淑子,平尾百合子:2014年の感染防止対策加算の取得状況と感染症専門医・感染管理認定看護師の実際-病床規模による比較検討-,第89回日本感染症学会総会,302,2015.4.
4)邊木園幸,平尾百合子:看護師の手指衛生実施のタイミングの判断と影響要因-フォーカルグループインタビューを通して-,第35回日本看護科学学会学術集会,224,2015,12.
5)嘉数伸二,平尾百合子:手術室看護師の眼および眼周囲への血液曝露の実態-ルミノール化学発光試験によるフェイスシールド付着血液の検出結果より-,第31回日本環境感染学会総会,257,2016.2.

〒400-0062 山梨県甲府市池田1-6-1
山梨県立大学 池田キャンバス内
TEL : 055-253-7780 / FAX : 055-253-7781