近年の高度先進医療により、急性期・クリティカルケア領域の医療も救命・QOLの向上が期待できるようになりましたが、治療の限界により終末期へ移行する状況も多くあります。このような人々に対するエンド・オブ・ライフ・ケア(病いや老いなどにより、人が人生を終える時期に必要とされるケア)に関して、系統的・包括的な内容を学習できる教育プログラムはなく、本邦においては現場の看護師個人の努力に委ねられてきました。
米国看護協会が開発したEnd-of-Life Nursing Education Consortium Japan Critical Care(ELNEC-Jクリティカルケア)が日本版として2015年から導入され、現在、啓蒙活動が進められています。座学に加えて事例検討やロールプレイなど、多様な教育方法が活用されており、非常に実践的な内容で人気のあるコースです。
この度、山梨県立大学主催で、教育プログラムの開催が決定いたしましたのでお知らせいたします。
詳細は下記ポスター「ELNEC-Jクリティカルケアカリキュラム看護師教育プログラムのご案内」をご覧ください。